社長挨拶
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創業は大正12年 JR桃谷駅東側商店街付近にて牧場を始めました。
荒地であった桃谷に淡路島から入植し西部劇のカウボーイを地で行く開拓民だったと伝え聞きます。
始めは搾った乳を量り売りしながらの行商で、まだ一般的に牛乳を飲む習慣はありませんでしたが、低温殺菌を始めてから瓶詰となり、病人や日赤・陸軍病院に“命をつなぐ栄養剤を毎日届ける”という使命感がついていきました。
終戦後食糧難の時代、アメリカ日系人社会から故国へ支援物資の食糧や医薬品が届きました。
世に言うLARA(ララ)物資です。戦時中に中断されていた学校給食は、この中の脱脂粉乳と小麦粉を基に再開されました。牛乳屋さんは粉乳の配給を担い、パン屋さんはコッペパンを焼き、子ども達の飢えをしのぎました。
やがて高度成長期に入り、脱脂粉乳が飲みやすい牛乳に変わり、コーヒー牛乳・ヨーグルト・フレッシュクリームを宅配販売店や喫茶店へ、半世紀ほどしてスーパーマーケットへ、時代に応じた製品と販路を開拓しながら牛乳メーカーらしくなっていきました。
“健康への使命感、開拓魂、初心忘れず”
代表取締役社長